入院のご案内
入院時にご用意いただくもの
入院の手続き書類 |
入院時、以下の書類を受付窓口(本館1階)にご提出下さい。
①入院申込書・誓約書、個人情報利用同意書、保険外費用徴収について
②健康保険証
③退院証明書(他の医療機関から3ヶ月以内に退院された方のみ)
④限度額適用認定証
○限度額適用・標準負担減額認定証
○標準負担減額認定証 のいずれか
⑤介護保険証・負担割合証
入院生活に必要なもの |
◇CSセットR(ケアサポートセット)を導入させていただいています。
当院の方針として患者様の身の回りの衛生環境の向上・ご家族様の御手間の
軽減等を目的としております。
○ご用意いただくもの
靴 マスク 使用中のすべてのお薬 |
◇すべての持ち物には必ずフルネームで氏名をご記入下さい。
◇金銭・貴重品のお持込みは必要最小限にお願いします。盗難などの被害に遭われましても当院ではその責を負いかねます。
◇入院中、患者さまのお車の駐車はご遠慮ください。
入院中の生活についてのお願い
◇入院中は、医師や看護師などの職員の指示に従って下さい。
職員の指示や院内規則を守れない場合は退院していただくこともあります。
◇入院後、1週間以内に主治医が治療計画を説明いたします。その後も継続的に話し合いの場を設けて試験外泊な どを行い、ご家族のご支援・ご協力を得ながら退院に向けての支援・調整などを行っていきます。ご本人だけでなく、ご家族も積極的に治療や話し合いの場に参加されますようお願いします。
◇当院での対応が困難な状態になり、専門的な治療が必要な場合には、責任を持って協力医療機関に紹介いたします。
転倒・転落防止についてのお願い |
当院では、転倒・転落などの事故防止に努めておりますが、それでもやむを得ず事故が起こる場合がございます。
例えば ① 病状や生活環境の変化に伴うもの
② 睡眠剤や検査薬などのお薬の服用に伴うもの
③ トイレ(ポータブルトイレ)の使用時
④ ベッドから車いすへの乗り移り時
などによる転倒・転落事故がございます。
これらの事故は、患者さま自身のご注意やご理解が十分でない場合に発生することがあり、すべての事故を予測・防止するのは極めて難しい状況にあります。ご家族の方におかれましても転倒・転落事故防止につきまして十分ご理解・ご協力をお願いいたします。
入院中の生活 |
◇都合により病室移動をお願いすることがありますので、何卒ご了承ください。
◇当院は、施設内および敷地内全面禁煙となっております。
◇消灯は午後9時となっております。
◇入浴は週に最低2回ございます。ただし、患者さまの病状等により異なります。
◇理容サービスを月2回実施しています。事前にナースステーションへお申し出下さい。
◇洗濯物の受け渡しは13:00~17:00までの間でお願いいたします。
◇外出・外泊は2日前までにナースステーションに申し出て、主治医の許可を得て下さい。
◇病室での携帯電話の使用はご遠慮下さい。
入院中の様々なご相談について |
◇病状や退院に向けての説明は主治医・看護師長・ソーシャルワーカー(相談員)等がいたしますので、ご希望の方は前もってお申し付け下さい。
◇入院中・退院後の生活の不安、在宅での介護など、お困りの際はソーシャルワーカーが対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。電話でのご相談も受け付けております。
食事 |
◇食事の時間は
朝食・・・8:00 昼食・・・12:00 夕食・・・18:00 となっております。
◇入院中は主治医の指示により、管理栄養士が患者さまの病状・状態に合わせた食事を提供いたします。主治医の許可がない通常の食事以外の飲食はご遠慮下さい。
ご面会 |
◇面会時間は
平日・・・・・・・・・14:00~20:00
日曜・祝祭日・・・・・10:00~20:00
ただし、緊急時はこの限りではありません。病状によりご面会をお断りすることもございます。
◇感染症の流行などにより病院の方針として面会を禁止させていただく場合もございます。
ご理解とご協力よろしくお願いいたします。
緊急時の連絡について |
緊急の場合には「入院申込書・誓約書」にご記入いただいた身元引受人または連帯保証人にご連絡いたします。
苦情・要望などの申し立て |
当院に対する要望や苦情につきましては、看護師長もしくはソーシャルワーカーにお寄せいただければ速やかに対応いたします。
患者さまの付き添い看護について
当院は、厚生労働大臣の定める基準による看護を行っていますので、患者さまのご負担による付き添い看護は認められていません。
入院中の看護は、看護師がいたしますのでご了承ください。
在院をご希望の方へ
次の場合に限り、主治医の許可を得たうえで、ご家族に付き添い(在院)をしていただくことがあります。
*患者さまの病状によりご家族のご希望のある時
この場合は、「入院患者家族付き添い承諾書」に必要事項をご記入いただき、看護師にご提出ください。
在院の際は、病室での飲食はご遠慮頂いております。必要時は看護師へご相談ください。
現金・貴重品のお預かりについて
貴重品や多額の現金は持ち込まないようにお願いします。
独り暮らしの方、親族が遠隔地で入院することで貴重品を管理する方がいないなど、特別な理由があるときはご相談ください。
下記の手続きにてお預かりします。
◆ご本人と担当の相談員または看護師長、経理担当者の三者で確認を行い「預り証」を作成して“写し”をお渡しします。
◆返却を希望されるときは、「預り証」の“写し”をご持参ください。
預り時と同様に三者にて確認のうえ(署名、捺印を頂き)お返しします。
◆退院時にはお返しいたします。
◆貴重品のお預かり、引き渡しについては
平日(月曜~金曜日)の午前8時~午後5時までとさせていただきます。(休日、時間外の取扱いは致しません)
*ご不明な点がございました、最寄りのスタッフへお尋ねください。
入院費のお支払いについて
1.ご請求書の発行について
当院では、月末締めで「入院費のお知らせ」(ご請求書)を発行しております。
毎月10日以降に、本館1階の受付窓口で受け取りをお願いします。
2.お支払いについて
◇入院費は月末までに本館1階会計窓口でお支払いください。窓口では現金のみの取り扱いとなりますので、ご了承ください。
(受付時間午前8時30分~午後9時。土曜・休日もお支払いいただけます。)
尚、休日と午後6時以降につきましては、事務当直者が対応いたします。
◇毎月のお支払い時には、保険証を必ずご提示ください。
また、保険証が変更になった場合もその都度提示をお願いします。
◇月末までにお支払いがない場合は、入院申込書・誓約書にご記入いただいた身元引受人や連帯保証人に請求させていただきますので、あらかじめご了承ください。
3.退院時のご請求・お支払いについて
退院の際はそれまでの入院費を退院日に全額お支払いいただきます。
都合により退院日に請求できない場合もございます。(日祝日の退院は後日支払いとなります)その場合は、後日来院いただきお支払か入院費のお知らせを郵送いたしますので、何卒ご了承ください。
4.入院中のお薬について(ご注意)
入院中に他の医療機関のお薬を受け取りに行かれる場合は、主治医の許可と
当院所定の書類が必要となりますので、必ず事前にお申し出ください。
健康保険法の規定により、入院中に必要なお薬(かかりつけ医から処方されているお薬も含みます)は、原則、すべて院内で調剤する決まりとなっています。
入院中は主治医が必要と認めた場合に限り、他の医療機関・調剤薬局への受診が可能です。
無断で医療機関等を受診された場合、別途治療費の支払いが発生するだけでなく、受診先にもご迷惑をお掛けすることとなりますので、十分にご注意下さい。
療養病床入院基本料の算定について
2階病棟は、療養病棟入院基本料の届出を九州厚生局熊本事務所に行っております。療養病棟は、主に長期に渡り医療を必要とされる方が対象となっており、入院基本料は医療の必要度と日常生活動作の自立度により定められています。したがって、医療の必要性が高く、寝たきりの状態の方ほど入院料が高くなり、反対に医療の必要性が低く、日常生活動作が自立されている方ほど安くなります。(お支払い額は、保険の種類や負担限度額の上限に応じたご負担となります。)
医療の必要度は、以下の通り3段階に分かれており、病状や状態によって定められています。
医療区分 |
患者様の傷病名・状態 |
医療区分3 |
・スモン ・医師および看護職員によって常時監視を実施している状態 ・中心静脈栄養を実施している状態 ・24時間持続して点滴を行っている状態 ・酸素療法を行っている状態(肺炎等の治療を行っている場合など) ・隔離室にて感染症の治療を行っている状態 など |
医療区分2 |
・筋ジストロフィー、多発性硬化症、筋萎縮性側策硬化症、パーキンソン病などの難病 ・脊髄損傷 ・悪性腫瘍、肺炎、尿路感染症、脱水、嘔吐、体内からの出血、褥瘡、創傷に対する治療を行っている状態 ・傷病等によりリハビリが必要な状態(発症後30日以内の場合) ・せん妄、うつ症状に対する治療を行っている状態 ・他者に対する暴行が見られる状態 ・経腸栄養(経鼻胃管、胃ろう造設など)が行われている状態で、発熱などがある状態 ・喀痰吸引を1日8回以上行っている状態 ・酸素療法を行っている状態(医療区分3の状態以外) など |
医療区分1 |
医療区分3・2のいずれも該当しない方 |
日常生活動作の自立度は、 ①ベッド上の可動性 ②移乗 ③食事 ④トイレの使用 の4つの動作を点数化して判定します。(満点で24点。点数が高いほど寝たきりの状態に近くなります。)
この「医療区分」と「日常生活動作の自立度」の2つの組み合わせによって入院基本料が決まる仕組みになっています。
以上、簡単ではありますが療養病床における入院基本料の仕組みについてご説明しました。
ご不明な点がございましたら、担当の職員までお尋ねください。
入院時食事療養・生活療養費について
1.入院時生活療養費とは
入院時生活療養費は、食事療養費(食費)に加え、環境療養費(居住費)をご負担いただくものです。
当院の医療保険病棟に入院される全ての65歳以上の方にこの制度が適用されます。
2.窓口でのご負担額について(1食当たりの負担金)
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所得区分 |
医療区分2・3に該当または 回復期リハビリ病棟入院中 |
医療区分1 に該当される方 |
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65歳未満 (食事療養) |
上位・一般 |
460円 (指定難病・小児慢性特定疾患の方は260円) |
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低所得 |
90日以内 |
210円 |
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90日超 |
160円 |
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65歳以上 (生活療養) |
上位・一般 |
460円+居住費370円/日(注) (指定難病の方は1食260円) |
460円 +居住費370円 |
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低所得Ⅱ |
90日以内 |
210円+居住費370円/日(注) |
210円 +居住費370円 |
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90日超 |
160円+居住費370円/日(注) |
|||
低所得Ⅰ、老齢福祉年金受給者、境界層該当者 |
100円+居住費0円/日 |
130円 +居住費370円 |
(注)指定難病の方は、居住費の負担はありません。
※住民税が非課税の世帯の方は、申請のうえ「限度額適用・標準負担額減額認定証」を病院受付窓口に提示していただきますと、窓口負担額が軽減されます。
減額認定証をお持ちの方は、入院時に必ず受付窓口に提示してください。
提示がない場合は、一般の料金で請求させていただくこととなります。
3.その他
医師の処方に基づき、病状に応じて腎臓食、肝臓食、糖尿食、潰瘍食などの特別食を提供いたします。
実 費 料 金 表
項 目 |
料金(税込) |
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理容(一例) |
カットのみ |
1,600円 |
カットのみ(ベッド上で実施) |
1,800円 |
※令和元年10月現在の料金です。価格には10%の消費税を含みます。
文 書 料 金
区分 |
文書名称 |
料金(税込) |
診断書 |
普通診断書 |
2,200円 |
入院証明書 |
5,500円 |
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死亡診断書 |
5,500円 |
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死体検案書 |
11,000円 |
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特殊診断書 |
裁判用診断書 |
5,500円 |
恩給用診断書 |
11,000円 |
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生命保険用診断書 |
5,500円 |
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難病医療費臨床調査個人調査票 |
4,400円 |
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肝炎インターフェロン治療受給者証交付申請診断書 |
4,400円 |
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交通事故診断書(自賠責) |
3,300円 |
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交通事故診療報酬明細書(自賠責) |
2,200円 |
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障害者手帳交付用診断書(身体・精神) |
5,500円 |
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福祉用具給付処方箋・証明書 |
3,300円 |
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その他、身体障害に係る複雑な意見書 |
2,200円 |
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障害年金申請用診断書 |
5,500円 |
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特別扶養児童手当認定診断書 |
5,500円 |
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福祉手当金申請用診断書(障害児福祉手当・特別障害者手当) |
5,500円 |
|
障害者自立支援医療意見書 |
4,400円 |
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後遺障害証明書 |
5,500円 |
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装具証明書(医証) |
1,650円 |
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おむつ使用証明書 |
550円 |
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その他 |
領収証明書(領収書再発行) |
1,100円 |
その他の証明書(簡単なもの) |
1,650円 |
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その他の証明書(複雑なもの) |
3,300円 |
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診断書・証明書の写し(原本証明)1通につき |
550円 |
※令和元年10月現在の料金です。価格には10%の消費税を含みます。
※埋葬証明書・介護保険主治医意見書・障害者自立支援医師意見書(障害区分認定用)は無料となります。
患者さまの個人情報のお取り扱いについて
有明成仁病院では、安心・安全な医療をご提供するとともに、皆様の個人情報を守るために万全の体制で取り組んでおります。
患者さまの個人情報は別記(次頁)の通りの目的で利用させていただいております。個人情報の利用について同意できない点や、特に配慮が必要な点がございましたら、入院申込書と一緒にお渡ししております「個人情報利用同意書」にその内容をご記入の上、ご提出下さい。
※同意書の提出は任意ですが、提出されなかった場合は個人情報の利用に同意されたとみなして取り扱わせていただきます。また、同意書を提出された後、内容の変更はいつでもできますのでお申し出下さい。
窓口や電話での対応について
受付窓口や電話などで、お見舞い等に来られる外部の方から「○○さんは入院されているのか」、「○○さんのご入院されているお部屋を教えてほしい」といったお問い合わせが頻繁にございます。
このようなお問い合わせについて、当院ではサービスの一環として患者さまの入院されている病棟・お部屋をできる限りご案内することとしております。
外部の方へ入院されていることをお知らせされたくない方は、事前にお申し出下さい。
医療事故防止のために
医療事故防止のため、点滴注射の容器、病室入口、ベッド、カルテケース等にも患者さまの氏名を記載させていただいております。
その他、ご不明な点がございましたらいつでもお気軽にお尋ね下さい。
有明成仁病院における個人情報の利用目的
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○ 医療、介護サ-ビスの提供 |
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院内での医療、介護サ-ビスの提供 |
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他の医療機関、保険薬局、訪問看護ステ-ション、介護サ-ビス事業者などとの連携 |
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他の医療機関などからの照会への回答 |
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患者さまの診療や利用者へのサ-ビスのため、外部の医師などの意見や助言を求める場合 |
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検査や医療事務などの委託。その他の業務委託。 |
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ご家族などへの病状説明。 |
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窓口などにおける来院者への案内や問い合わせへの対応 |
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その他、患者さまの医療提供や介護サ-ビス提供に関する利用 |
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○ 診療費やサ-ビス費請求のための事務 |
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診療報酬・介護報酬・労災保険・公費負担医療に関する事務およびその委託 |
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審査支払機関への診療報酬明細書・介護報酬明細書(レセプト)の提出 |
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審査支払機関または保険者からの照会への回答 |
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公費負担医療に関する行政機関などへのレセプトの提出、照会への回答 |
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その他、医療・介護・労災保険、および公費負担医療に関する診療費請求のための利用 |
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○ 当院の管理運営業務 |
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会計・経理 |
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医療事故などの報告 |
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患者さまの医療・介護サ-ビスの向上 |
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入退院などの病棟管理 |
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その他、当院の管理運営業務に関する利用 |
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○ 企業などから委託を受けて行う健康診断などにおける、企業などへのその結果の通知 |
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○ 医師賠償責任保険や介護サ-ビス補償保険などに係わる、医療・介護に関する専門の 団体、保険会社などへの相談や届出など |
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○ 医療・介護サ-ビスや業務の維持・改善のための基礎資料 |
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○ 院内において行われる医療・介護実習への協力 |
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○ 医療や介護の質の向上を目的とした院内での症例研究 |
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○ 外部監査機関への情報提供 |
ご不明な点がございましたらなんでも遠慮なくお尋ねください