C型慢性肝炎、1型、高ウィルス量の患者さまに、新しい抗ウィルス薬シメプレビル(第二世代プロアテーゼ阻害薬、商品名ソブリアード)が2014年1月より使えるようになりました。
ペグインターフェロン製剤(注射薬)と、従来使用されていた抗ウィルス剤のレベトール(内服薬)との3剤併用で12週間の治療を行うことで、1型高ウィルス量で初回治療の患者さまで90%近くのウィルス消失率が得られます。
これまでの治療でいったんC型肝炎ウィルスが消失したにもかかわらず、治療終了後にウィルスが再陽性になった患者さま(再燃例)についても、90%のウィルス消失効果が見られます。これまでの治療で治療中もウィルス消失が得られなかった患者さま(無効例)については、50%のウィルス消失率が得られます。
経験豊富な肝臓病専門医が誠心誠意治療に当たりますので、C型肝炎でお悩みの方は当院に一度ご相談ください。